>[Re:13] MKさんは書きました :
> それぞれのtagのコンストラクトからのmRNAの発現量を比較したことはあるでしょうか?そこで差があれば転写効率の問題で、そうでなければ翻訳後の安定性を疑うことになると思います。
確かにみておりませんでした。
RT-PCRで確認するということでよろしいでしょうか?
> 核内受容体とのことですので内在性のリガンドとの結合によりプロテアソームによる分解を受けていることは考えられないでしょうか?MG132等の阻害剤の添加で確認してみてはどうでしょう?
>
> もしくは何かのタンパク質と複合体を形成していないと安定しないようなタンパク質であるということは考えられないでしょうか?AhRはARNTと結合するヘテロ二量体型の核内受容体だったと思うので両方発現させてやらないと安定化しないということは考えられないでしょうか?
普段はHSP90やXAP2といったタンパクと結合しており、安定なようです。
活性化後分解されるということでした。
MG132の添加で確認できるかもしれないのですが、
MG132の添加はAhRの活性を機序不明で殺してしまうようです。
TK-1さんの話によると発現するのが正常なのかもしれません。
>[Re:12] DNAIさんは書きました :
> > myc-tagについても調べてみたのですがmyc-tagには複数あるのでしょうか?
> 私が使用していた配列はSIGMAのc-Myc(EQKLISEEDL)です。N-termの分泌シグナル以降に挿入していました。
> 抗体の性能としては、バックグラウンドを同程度にした条件では、やはり抗FLAGタグ抗体が一番強く、抗Myc(9E10)はやや劣るという印象です。
> 論文でMycが最も発現が高いとのことでしたが、その他の論文と比較して
> 抗体添加量やWB検出系に違いはないでしょうか。ECLにしてもplus,Advanceと劇的に検出感度が向上しますからね。
V5、flagでの検出が一応できています。
ただしM2に関してはおろしたてだったのでバックとバンドががぶっていました。
論文ではpierce社のSuperSignal West Dura Extended Duration Substrate
を使っているようですが抗体濃度は特別濃くはないようでした。
ECL plusに相当する物のようです。
9E10が1:10000でanti-mouseが1:5000でした。
ECLの感度は私とは異なるようです。
ただし私の抗体の条件が濃度が濃いので論文の方が4-5倍上?位だと思われます。 |
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