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Buffer交換と希釈 トピック削除
No.923-TOPIC - 2009/07/25 (土) 13:03:50 - 山さん
タンパク質溶液のBuffer交換と目的の濃度まで希釈したいと考えています.
そこで質問です.

1.濃い濃度のタンパク質を透析によりBuffer交換してから透析液で希釈.
2.透析液で目的の濃度に希釈してからBuffer交換.

どちらの方が良いのでしょうか.
ご教授お願い致します.
 
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No.923-4 - 2009/07/25 (土) 16:30:52 - C
試料の容量が多くないならば、buffer交換は簡易のオープンカラムの脱塩カラム(ゲル濾過)が簡単だしすぐ終わる(10分くらい)のでいいです。蛋白質の出てくる画分はA280でチェックします。量が多ときは、交換したいbufferで担体を洗ってから何回かにわけて繰り返せばいいだけです。アプライするサンプル容量と担体の容量の比率、それとカラムの長さが重要なので説明書でよく確認した方がいいです。試料はできるだけ蛋白質濃度が高くてかつ容量が少ないほどbetterです。欠点は、多少きしゃくされて蛋白質濃度が下がる事ですが、蛋白質濃度が検出できるレベルであるならばとりあえずOKで、どうせあとで希釈するならあんまり問題ないでしょう。

もちろん透析でもいいのですが、すくなくとも5〜6時間オアそれ以上くらいはどうしても必要なので時間かかるし、蛋白質濃度が低いと蛋白質の一部が膜に吸着したりして回収率よくないときあるし、まだクルードなサンプルだとプロテアーゼなども少し心配ですし(内液と外液にインヒビター入れてもいいけど液量が多いので現実的でないし)、酵素とかだと失活したりすることもあるし、外液交換とかが面倒なので。

(無題) 削除/引用
No.923-3 - 2009/07/25 (土) 13:38:59 - AP
>2.透析液で目的の濃度に希釈してからBuffer交換.

透析膜の内外で、溶液の組成が違えば浸透圧が生じて半透膜内の体積が変わりますよね。たとえ浸透圧が同じになるように内外のバッファーの濃度を調製しておいたとしても、内側にはタンパク質が溶けている分だけ高張になりますから希釈されてしまいます。結論、透析の前後でタンパク質濃度が保たれるわけではないので、透析前にタンパク質濃度を調整しても意味なし。

(無題) 削除/引用
No.923-2 - 2009/07/25 (土) 13:05:59 - 経験者
一番の方がいいですよ。

透析しただけで濃度変わっちゃいますしね。

なのでbuffer交換し終えた後、もういちど濃度を測定して、希釈なりしたほうがいいですよー

Buffer交換と希釈 削除/引用
No.923-1 - 2009/07/25 (土) 13:03:50 - 山さん
タンパク質溶液のBuffer交換と目的の濃度まで希釈したいと考えています.
そこで質問です.

1.濃い濃度のタンパク質を透析によりBuffer交換してから透析液で希釈.
2.透析液で目的の濃度に希釈してからBuffer交換.

どちらの方が良いのでしょうか.
ご教授お願い致します.

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