>[Re:3] ひつまぶしさんは書きました :
> ”カラムを利用したりするエンリッチメント”、というのは具体的には、どんな手法なのでしょうか?
ちょっとてのこんだ方法になると思いますが、
ライセートをイオン交換とか、ゲルろ過に
かけて、目的のたんぱく質が得られるフラクション
を使うということです。ゲル濾過だと濃度は
上げられませんが、イオン交換だと、濃縮
が可能なので、溶液に存在する目的の
タンパク量がおおくなり、抗体との結合に有利です。
核フラクションを取るとの同じように、必要のない
タンパクはIPの前にカットしてしまえということです。
うまくやると数カ所フラクションが得られ、どのフラクションが
修飾されているフラクションだとか、違ったタンパクコンプレック
の分離もできるので、データーとしてさらなる展開もできると思います。
タンパクの修飾を見るということなので2Dでもある程度
の事がいえるかもしれませんね。
2Dのプレパラティブスケールで、その後IP
でもいいかもしれません。 |
|