通りがかり さん、
> ルシフェラーゼを組み込んだ permanent cell line を使ってアッセイ?
> その化合物は目的遺伝子のプロモーターに作用でなく、ベクターが組み込まれたゲノム近傍プロモーターに作用?
> ルシフェラーゼベクターを transient に導入した細胞で誘導効果は?
仰るとおり、permanent cell line です。組み込まれたゲノム近傍のプロモーター活性を見ている可能性(!!)全く考慮していませんでした・・・transientの系での確認実験を組んでみようと思います。
自分で考えすぎて頭が固くなっていたので、皆さんのご指摘大変役立ちます。ありがとうございます。
実は、目的遺伝子はHDAC阻害剤で転写活性が上がる事は分かっているので、HDAC阻害剤もアッセイ系のポジコンとして使っています。
ルシフェラーゼ活性は10倍以上、確率は10割出ます。
RT-PCRは0.05 micro g RNAを用いて、最高50cycleまで回してみる事もあるのですが、今のprimer setではキレイにシングルバンドで増幅されます。が、強制発現系の10割の確率に対し、HDAC阻害剤では5割程度でしか発現が確認できません。取れた化合物では一回も確認できていません。
この辺もルシフェラーゼ細胞とRNA採取細胞の違いに因るのかも知れないですね。 |
|