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ディッシュのECMコートの方法について トピック削除
No.913-TOPIC - 2009/07/23 (木) 19:49:03 - メグ
培養用ディッシュにECMコートをしたいと思っています。
コラーゲンやフィブロネクチンでコートされたディッシュは製品が販売またはコート用のコラーゲンやフィブロネクチンが販売されていますが、当方扱っているECMであるgalectinはそのような製品はありません。
なので自らディッシュにコートしようと思うのですが、論文などでみる限りリコンビナントのタンパクを適宜の濃度にした溶液をディッシュに一定時間入れておき取り除くだけ・・・
といったものなんですが、これは一般的な方法なのでしょうか?
リコンビナントのタンパクは高いのに、それを捲いて取り除くだけ・・・
そしてそれで本当にコートされているのかどうか・・・

ECMコートをしたことのあるかた、ご回答よろしくおねがいいたします。
 
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(無題) 削除/引用
No.913-7 - 2009/07/24 (金) 12:46:08 - う
>「10ug/mlの溶液をディッシュに入れ、コートした」
ということと、
「結果ディッシュが10ug/mlの濃度でコートされた」
というのはイコールなのでしょうか?

イコールなわけないでしょう。

そもそも、私が思いますに、実験の目的は

「ディッシュに〜ugコートする」

ということではなく

「ゼラチンをコートすることで、細胞培養をうまくいかせる」

ということではないのですか?

論文にだって
「〜ug/mlの溶液をディッシュ(製品名)に入れ、コートして培養した」
と書けば十分であって、そういう条件で培養できたことが重要。

ディッシュにどのくらいコートされているかなんて意味が無い情報では?

「〜ug/mlの溶液をディッシュ(製品名)に入れ、コートして培養した」とき
うまくいったので、これで実験できるようになった(どのくらいコートされているかはわからないけど)ってことが意味あることでは?

(無題) 削除/引用
No.913-6 - 2009/07/24 (金) 12:31:13 - メグ
みなさまご回答ありがとうございます。

方法自体は正しいものなんですね。
ただ、
「10ug/mlの溶液をディッシュに入れ、コートした」
ということと、
「結果ディッシュが10ug/mlの濃度でコートされた」
というのはイコールなのでしょうか?

逆に目的の濃度でコートしたかったら、それ以上の濃度の溶液を
作成しなければいけないということなのでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.913-5 - 2009/07/24 (金) 10:02:09 - う
>リコンビナントのタンパクを適宜の濃度にした溶液をディッシュに一定時間入れておき取り除くだけ・・・
といったものなんですが、これは一般的な方法なのでしょうか?


一般的です。


あとは自分で検討を。

(無題) 削除/引用
No.913-4 - 2009/07/24 (金) 09:46:56 - Tb
単純そうに見えてコーティングはくせ者です。というのは使うプレートによっても必要量が違うのです。

昔のトビにT細胞刺激をするanti-CD3/anti-CD28をプレートコートする時の濃度についての議論がありました。あるかたが50 ug/mlでとアドバイスしたのに対して、そんなにいるのはおかしいと別の方がコメントしてのがあったと記憶しています。

私も昔、自分でanti-CD3/28コートの濃度検討をしたことがあり、5 ug/ml eachでマックスという結論に達しました。その後、ラボを移り、後輩にあたる学生さんに5 ug/mlでと指示したのですが、T細胞の増えが著しくわるく、トラブったことがあります。ある時、その学生さんが、もっと高い濃度まで振ってタイトレーションした結果をもってきて、言われた5 ug/mlでは全然足りない、50 ug/mlは必要と指摘されました。10倍も違うものかとびっくりすると同時に、こちらとしてはわかったふうをして間違ったことを教えたことに恥ずかしい思いをしました。結局、ラボが変わってプレートのメーカーも前と違うものになったことがコートの最適濃度が変わった理由と解釈しております。

というわけで自分で濃度を振ってみるのが一番ですね。

(無題) 削除/引用
No.913-3 - 2009/07/24 (金) 09:15:18 - qq
コートするタンパク溶液の濃度を低くしたいのですよね?
コートしようとすると、コートする濃度のタンパク溶液を作成する必要があります。
1ug/ml以下のタンパク溶液を作成すると、溶液を作成する容器への吸着で、タンパク濃度が不定になりそうです。
そんな理由もあるのではないでしょうか。
抗原プレートを使ったELISAでは、10ug/mlのコーティングはありがちです。
限界を試すのなら、比較試験が必須でしょうね。
プレートを小さくする試みもあっても良いかもしれませんね。

付け足しです 削除/引用
No.913-2 - 2009/07/23 (木) 20:51:36 - メグ
すみません、生じている疑問点をもうひとつ書かせてください。
たとえば、「10ug/mlでコートした」と書かれているものの、溶液からディッシュの底に移ったタンパクがどれくらいかも分からないわけですから、そもそもコートする溶液の濃度を規定する意味があるのかどうかも疑問です。

ディッシュのECMコートの方法について 削除/引用
No.913-1 - 2009/07/23 (木) 19:49:03 - メグ
培養用ディッシュにECMコートをしたいと思っています。
コラーゲンやフィブロネクチンでコートされたディッシュは製品が販売またはコート用のコラーゲンやフィブロネクチンが販売されていますが、当方扱っているECMであるgalectinはそのような製品はありません。
なので自らディッシュにコートしようと思うのですが、論文などでみる限りリコンビナントのタンパクを適宜の濃度にした溶液をディッシュに一定時間入れておき取り除くだけ・・・
といったものなんですが、これは一般的な方法なのでしょうか?
リコンビナントのタンパクは高いのに、それを捲いて取り除くだけ・・・
そしてそれで本当にコートされているのかどうか・・・

ECMコートをしたことのあるかた、ご回答よろしくおねがいいたします。

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