>今まで、研究室のメンバーはみんなゲルにエチブロを入れてきたので、後染めだと若干めんどくさいと二の足を踏んでいました。
考えようで、私なんかはゲルにEtBr(にしても他にしても)を入れるなんて面倒くさくて神経を使うことは馬鹿らしいと思っていますけれど。ゲルに混ぜると、ゲル板や泳動槽、ゲルを溶かすフラスコ、泳動バッファーなどなどいろいろなものが汚染しますし、EtBrと対峙して作業する時間も長くなり、またそこから二次汚染を広げてしまう危険性が高くなります。
ゲルつくり、泳動槽のセット、サンプルのアプライまで、防護などに余計な神経を使うことなく、安全かつスムーズに作業できて合理的だと思っていますが。
染色に時間がかかるということはありますが、通常は5〜10分くらい、長くても30分くらいだまって待っておけばいいので、大して手間のかかることでは無し。
(ずいぶん昔の細胞工学だかPNEだかに、どこかの先生が書いていた実験手引きで、絶対先染めにすべきである、なぜなら染色にかかる時間が無駄であるからだ、進んでいるうちの研究室では、そうやって回転率を上げているんだぞ、と自慢げに言っていたのを見たことがあるのですが、そこまでカリカリしているところでは働きたくないなあと思っただけでした) |
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