Bio Technical フォーラム

  • バイオ関連の実験をする上での、試薬、機器、プロトコールなどの情報交換の場です。
  • 質問に対して解答できる方は是非、書き込んで下さい。
  • このフォーラムにふさわしくないと管理人が判断した投稿は予告なく削除します。

トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

最新のフォーラム | このフォーラム | ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

SYBRsafe節約法 トピック削除
No.891-TOPIC - 2009/07/20 (月) 16:58:25 - in situ
ちょっと前にもスレが立ちましたが、最近EtBrが毒物指定されまして使いづらくなってきました。

自分の研究室でも、エチブロの廃棄が面倒になることから、代替のSYBRsafeに切り替える方向で検討を進めています。

ただ、SYBRsafeが非常に高い。

400ulで3〜4万円するので、推奨濃度1/10000でゲルに入れて使うと、20mlのゲルを作るのに200円くらいかかることになります。

電気泳動はルーチンで行っているので、あまりコストを増やしたくありません。

何か、SYBRsafeの使い方に関して、経済的な方法を実践していらっしゃる方がいればご教授ください。


ちなみに、現在サンプル中にSYBRsafeを加えて、ただのTAEアガロースゲルで泳動するという方法を試しています。この方法だと、コストが1/100くらいに抑えられるので、非常に経済的なのですが、若干感度が低いです。
特に切り出しをするときに、CCDではなくて目視でバンドを確認しなくてはならない時に、感度不足が否めません。
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



4件 ( 1 〜 4 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.891-4 - 2009/07/21 (火) 22:44:10 - AP
>今まで、研究室のメンバーはみんなゲルにエチブロを入れてきたので、後染めだと若干めんどくさいと二の足を踏んでいました。

考えようで、私なんかはゲルにEtBr(にしても他にしても)を入れるなんて面倒くさくて神経を使うことは馬鹿らしいと思っていますけれど。ゲルに混ぜると、ゲル板や泳動槽、ゲルを溶かすフラスコ、泳動バッファーなどなどいろいろなものが汚染しますし、EtBrと対峙して作業する時間も長くなり、またそこから二次汚染を広げてしまう危険性が高くなります。
ゲルつくり、泳動槽のセット、サンプルのアプライまで、防護などに余計な神経を使うことなく、安全かつスムーズに作業できて合理的だと思っていますが。

染色に時間がかかるということはありますが、通常は5〜10分くらい、長くても30分くらいだまって待っておけばいいので、大して手間のかかることでは無し。
(ずいぶん昔の細胞工学だかPNEだかに、どこかの先生が書いていた実験手引きで、絶対先染めにすべきである、なぜなら染色にかかる時間が無駄であるからだ、進んでいるうちの研究室では、そうやって回転率を上げているんだぞ、と自慢げに言っていたのを見たことがあるのですが、そこまでカリカリしているところでは働きたくないなあと思っただけでした)

(無題) 削除/引用
No.891-3 - 2009/07/21 (火) 20:26:30 - in situ
APさま

コメントありがとうございます。
いつもお世話になります。

確かに、後染めは経済的ですよね。ただ、今まで、研究室のメンバーはみんなゲルにエチブロを入れてきたので、後染めだと若干めんどくさいと二の足を踏んでいました。

検討させていただきます。

また、検討した結果、ゲルに入れる場合、濃度を落としても感度はあまり落ちないことが分かりました。
1/50000くらいまでは行けるみたいです。

とりあえず、これらの方法を組み合わせてみたいと思います。

他に節約法を実践している方いらっしゃいましたらコメントお待ちしています。
よろしくお願いします。

(無題) 削除/引用
No.891-2 - 2009/07/21 (火) 17:43:01 - AP
Sybr Safeは使ったことはないんですけれど、
後染めにして、染色液を使い回したらどうでしょうか。私たちは基本的に、EtBrもCybr Green等のsubstitutesも共用の染色液バスで後染めにしています(substitutesでは後染めしか選択の余地がないものもありますが)。
EtBrなら週単位の期間にわたって補充なく使えます。染まりが薄くなったらEtBrを少量追加、液が汚れてきたら交換しています。後染め使い回しは、切り出しやブロッティングの時にはコンタミするのでしません。少量、新鮮な染色液を作って染めます。染めたあとの染色液は、共用の染色液の補充に回します。Cybr Greenは希釈後一日程度しか持ちませんが、その日一日は、使い回します(メンバーも含め、使い回されることを前提にとっておく)。

Cybr Safeは室温寿命が最低半年と言うことですから、それを信じるならEtBrなみに安定性が高そうで、かなり長期間、使い回せそうなんですけれど、どうなんでしょうか。

SYBRsafe節約法 削除/引用
No.891-1 - 2009/07/20 (月) 16:58:25 - in situ
ちょっと前にもスレが立ちましたが、最近EtBrが毒物指定されまして使いづらくなってきました。

自分の研究室でも、エチブロの廃棄が面倒になることから、代替のSYBRsafeに切り替える方向で検討を進めています。

ただ、SYBRsafeが非常に高い。

400ulで3〜4万円するので、推奨濃度1/10000でゲルに入れて使うと、20mlのゲルを作るのに200円くらいかかることになります。

電気泳動はルーチンで行っているので、あまりコストを増やしたくありません。

何か、SYBRsafeの使い方に関して、経済的な方法を実践していらっしゃる方がいればご教授ください。


ちなみに、現在サンプル中にSYBRsafeを加えて、ただのTAEアガロースゲルで泳動するという方法を試しています。この方法だと、コストが1/100くらいに抑えられるので、非常に経済的なのですが、若干感度が低いです。
特に切り出しをするときに、CCDではなくて目視でバンドを確認しなくてはならない時に、感度不足が否めません。

4件 ( 1 〜 4 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を