単純に標識したFITC以外の手段で検出したい時だけでなく、FITC直接標識では強度が足りなくて、増幅系をかませる必要があるときにも抗FITC抗体を使う場合があります。一分子のFITCに対して複数の抗体が反応することが期待できますし、二次抗体を使うことでさらに最終的な標識分子数を上げることが出来ます。酵素抗体法をかませれば軽く2,3桁以上、標識分子数を増幅できるでしょう。
>タンパクはその標識が完了した時点で蛍光顕微鏡でその蛍光が確認できるものなのでしょうか?
標識の強度、標的タンパク質の豊富や集積度、検出系の感度によるとしか。
どんなに微弱な標識でも無制限に検出できる系なら、そりゃモノが存在する限り必ず見えるでしょうけれど。 |
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