毎日スメアチェックを行えばマウスの
性周期が分かりますので、発情前期のマウスを
選んで、精管結さつマウスと一晩同居させれば、
8割程度の確率で偽妊娠します。
胚移植に関しては素人なのですが、
マウスの場合、プラグ確認ができた日を妊娠一日目のとした場合
妊娠4日目の夜に起こる一過性のエストロゲン分泌が
着床に必要です。
PMSGやhCGで強制排卵させたマウスでは
卵巣全体がほぼ黄体化してしまうため、
エストロゲンの分泌が起こせず、
着床率が低下するように思えます。
もし現在のプロトコルにて実験を続けたいのであれば、
四日めの夜に17βエストラジオールを
100ng程度静脈注射してはいかがでしょうか?
下垂体摘出や卵巣摘出による着床遅延モデルでは
その操作の24時間後には卵の着床が確認できます。 |
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