以下は全くの想像ですが、急性膵炎になれば膵臓の組織が一部消化されて溶けたり壊死したりするでしょうからアミラーゼはじめ膵臓の蛋白質成分が、血液中や腹腔内に比較的長い時間漏出した状態になると思います。よって、この時に膵臓組織を構成する成分に対する自己抗体が出来るチャンスがあるかもしれないとおもいました。もしも自己抗体が出来れば、急性膵炎は収まったあとで、自己抗体膵炎みたいなのになって先ほど書いたような感じで1型糖尿病を発症するかもしれないと思いました。ただこの場合の自己抗体はβ細胞だけに限定したものでなく外分泌をになう細胞など膵臓組織のいろいろなものに対して出来ていると思いますので、そちらの方も含め広い範囲で障害が及ぶのではないかと考えました。通常の急性膵炎が前提にあるならば、別にインシュリンが外分泌をになう細胞にくっつかなくても(このくっつく、というのがどのようなことなのかちょっとわからないのですが)、自己免疫によるβ細胞と外分泌をになう細胞への両方への傷害は説明できるような気がします。 |
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