私の個人的な見解からすると、質問者さんの行動は機器を破損する危険性が十分にあったという点から、決して擁護されるべき行動ではないと思います。
研究室の機器は特殊な場合を除き、他のラボメンバーとの共有機器ですから、すなわち他の人が次に使う予定は十分想定されます。質問者さんの行動により、機器を破損してしまった場合、次に予定されていた方の実験は中断せざる終えなくなるでしょう。そのデータがリバイス期限まじかであった場合には目も当てられません(私も過去に何度かこのような被害にあった経験があります)。また、機器もたいていの場合高額なものですし、修理費は研究費ででるでしょう。すなわち税金でまかなわれる場合がほとんどですから、その観点からしても褒められたことではないでしょう。
失敗することはやむ終えませんが、失敗した場合の対処まで理解しておくべきではなかったのでしょうか。失敗した→PCを再起動という理解は、ほとんどの機器ではまず行ってはいけない行動です。余談ですが、qPCRに限って言えば一反応が終了するまでに1-2時間くらいで終わるので、決して待てない時間ではなかったのでは?と思います。
質問者さんへの私の答えは、操作不能な状況に陥ってしまってはその機器の構造に熟知した方でないと対処はできないと思います。そして、その状況に至る前の対処法としては、イレギュラーな操作を行おうと思ったときに、マニュアルを確認する→操作に慣れた方に相談する(この時点であれば怒られることもないでしょう。正常な操作しかしていないのですから 笑)、を常に心がけるのが良いかと思います。それができない状況では正常な一連の操作が終了するまで待つ、が良いのではないでしょうか。
良い経験とは決して言えませんが、今後気をつけていただいたほうが良いかと思います。 一機器管理者より。 |
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