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ΔΔ(デルタデルタ)Ct法について トピック削除
No.81-TOPIC - 2009/02/24 (火) 16:51:06 - はむ
以前のフォーラムで質問させていただいたものですが、もう一度質問させてください。

現在リアルタイムRT-PCRでの解析を試みています。

ΔΔ(デルタデルタ)Ct法を使うことができる条件がUser Bulletin #2に載っているということを教えていただき、
・横軸:log (ng Total RNA)
・縦軸:Δ(デルタ)Ct
のグラフを作成し、傾きを求めました。
その結果いずれも傾きが0.1未満だったので、その条件から考えるとこの解析方法は使用できると思います。

しかし各遺伝子の検量線の傾きから増幅効率(E=10の[−1/Slope]乗−1)を求めたとき、いくつかは1.2〜1.7ほどありました。
参考にした別の本では増幅効率が1に限りなく近くなることが必要と書いてありましたので(User Bulletin #2の基準については触れられていませんでした)、こちらから考えると使用できないことになります。

User Bulletin #2の条件のみを採用し、ΔΔ(デルタデルタ)Ct法で解析しても問題ないでしょうか?
 
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そうですね 削除/引用
No.81-3 - 2009/02/26 (木) 15:39:55 - はむ
使える、と思えば使えるかもしれないですが、条件検討した方がよさそうですね。私もなんとなく前後20%を超えるものは・・・と思ってました。
電気泳動したら違うバンドが・・・とかあるかもしれませんし、条件検討しなおしてみます。
効果のみられた遺伝子のものは問題ないのに、一応載せるだけの効果の見られなかった遺伝子について今回の質問のような結果となってしまったので、なんとかこれでいいってことにならないかなーとサボろうとしてました。

(無題) 削除/引用
No.81-2 - 2009/02/24 (火) 18:49:11 - mom-a
User Bulletin #2にのっているグラフは↓の図6のことですね?
http://www.appliedbiosystems.co.jp/website/jp/biobeat/contents.jsp?TYPE=C&BIOCATEGORYCD=7&COLUMNCD=76448&COLUMNPGCD=78973

刧僂t法を使う場合、比較したい2つの遺伝子のPCR効率(増幅効率)がほぼ等しいことが条件になっており、この図はそれを確認するための1つの方法です。

さて、そもそも増幅効率は理論的には1(または100%)になるはずです。つまり、「増幅効率が1に限りなく近」いということは、PCR反応条件が理想的な状態にあることを示していますし、当然、2つの遺伝子の増幅効率がほぼ等しくなります。

問題は、2つの遺伝子の増幅効率が1から少し外れているが、それぞれの増幅効率はほぼ等しい時どうするか、ですね。

個人的な意見ですが、刧僂t法にせよ、検量線を立てる方法にせよ、あまりにも増幅効率が1から外れている場合は、私なら条件検討しなおします。
どのくらいまでOKかというのは、あまり経験がないので(幸いほどほどの効率が得られているので)なんともいえませんが、おおざっぱにいって、<1.2、>0.8はやめとこうかな、という気分です。ホントにおおざっぱで、特に根拠はありませんが。

ΔΔ(デルタデルタ)Ct法について 削除/引用
No.81-1 - 2009/02/24 (火) 16:51:06 - はむ
以前のフォーラムで質問させていただいたものですが、もう一度質問させてください。

現在リアルタイムRT-PCRでの解析を試みています。

ΔΔ(デルタデルタ)Ct法を使うことができる条件がUser Bulletin #2に載っているということを教えていただき、
・横軸:log (ng Total RNA)
・縦軸:Δ(デルタ)Ct
のグラフを作成し、傾きを求めました。
その結果いずれも傾きが0.1未満だったので、その条件から考えるとこの解析方法は使用できると思います。

しかし各遺伝子の検量線の傾きから増幅効率(E=10の[−1/Slope]乗−1)を求めたとき、いくつかは1.2〜1.7ほどありました。
参考にした別の本では増幅効率が1に限りなく近くなることが必要と書いてありましたので(User Bulletin #2の基準については触れられていませんでした)、こちらから考えると使用できないことになります。

User Bulletin #2の条件のみを採用し、ΔΔ(デルタデルタ)Ct法で解析しても問題ないでしょうか?

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