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ブロッティングについて トピック削除
No.756-TOPIC - 2009/06/27 (土) 17:36:58 - あ
高分子量(180を超えるような)のタンパクのメンブレンへの転写は、
セミドライブロッティングでは難しいと聞くのですが、、
たとえば15Vで1.5時間かけてもほとんど転写されないのでしょうか?
高分子量の転写に向いているというタンク式ブロッティングだと、どういう条件
が最適かお分かりの方いますか?><
どうぞ宜しくお願いします。
 
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(無題) 削除/引用
No.756-7 - 2009/07/05 (日) 00:01:50 - mako
私も250KDaのタンパク見ていましたが、セミドライで16V、90minでバンド見えました。ゲル濃度は5%でしたので、ゲルか柔らかく操作がやや難しいという印象をうけました。

(無題) 削除/引用
No.756-6 - 2009/07/04 (土) 03:58:35 - おお
400kDaでもセミドライでやってましたと自慢してみる。
流石にそれ以上だと可也スペシャルなやり方になるだろうなあ、、、

400kDa以上の 削除/引用
No.756-5 - 2009/07/03 (金) 13:07:48 - deca
高分子量蛋白を相手にしていますので、ルーチンでタンク法です。
10~20%メタノール含有トリスーグリシン緩衝液を用い、4℃で16hr転写しています。
βーアクチンもこれで検出可能です。

(無題) 削除/引用
No.756-4 - 2009/06/28 (日) 05:22:57 - おお
200であろうが300kDaであろうがセミドライでやっているものです。
確かに、ウエットより融通が効かないので難しい面があると思います。

融通がきかないと言うのは既に指摘がありますように、
バッファーが少量なのでトランスファーする時間にかなり
制限があるというところでしょうか。90分が上限です。

ゲルの濃度も考慮に入れないといけないと思います。
これも時間に融通がきかないのでウエットより慎重に考慮しないといけません。
均一なゲルならものがなるべくしたから1/3のエリアに来るのが
セミドライでは理想ですが大きなタンパクなら上から1/3流れれば
トランスファーでほぼ問題がなく移っているように思えます。
200kDaなら6%位8%でも何とかなるかもしれませんね。
グラジエントは経験がほとんどないので分かりません。
T/Cは考慮に値すると思います。
あとゲルの厚さも重要ですね。

次にバッファーです。私は個人的にはTowbin Bufferより
pHが高い物を進めます。塩基性のポジティブな電荷をつぶす
ためです。バイオラッドのセミドライシステムの
マニュアルやミリポアの解説に各種バッファーが載っています
ので参考になるかと思います。
加えてメタノールの量です。通常20%が使われますが高分子側では
トランスファー中にメタノールが拡散して固定されてしまう
可能性がありますので私は5%まで落とすことがあります。
ニトロセルロース膜では最低5%は必要です。
PVDFはもしかしたらなしで行けるかもしれませんが、やったことが
ありませんのでわかりません。

裏技として、電気へいどうそうのバッファーのSDSを0.1より下げる
というのもあります。0.03%まではだいじょうぶでした。
そうすると過剰なSDSを膜にさらさなくて良いので、PVDF、メタノールなし
のトランスファーで有利かと思いますし、メタノールを加えるにしても
低い濃度でいいと思います。

(無題) 削除/引用
No.756-3 - 2009/06/28 (日) 03:08:33 - C
セミドライでは短時間で一気に転写させるという感じなので、うつりやすいものには転写時間の時間短縮ができて良いですが、初期の段階でうつらないものその後はいくらやっても写らないという感じなので、高分子量だと時間を長くしてもあまり期待できないと思いますし、長い時間やってると温度が上がり、bufferが枯れて乾いてくるおそれもあるので気泡がでたり装置にとってもあまりよくないです。ウェット式の場合は、ゆっくりとじわじわ転写させていくので、時間はかかりますが、時間をかければあるていどまでそれに比例してうつりにくいものもやがてうつるみたいな感じです。通常の転写に使われているトリスグリシンバッファー(20% メタノール入り)に0.02ないし0.03%のSDSを入れたものを用いて、90分あるいはそれ以上の時間転写すればおそらくうつると思います。可能ならばゲルの濃度も8%くらいにした方がよりよいかもしれません。(時間かけると、すこし温度が上がります。でもいままではそれが結果に影響したことはありませんがもし気になるならば、冷却を工夫して下さい。)また低い電流値にして低温室でオーバーナイトも試す価値あると思います。そうやってる人もいました。いずれにせよ適切な転写時間や電流値は装置にもよりますから、説明書を参照してメーカーにも聞くなどして適宜条件を振ってみてください。
100%転写するのは難しいにしても、すくなくとも今よりは改善されると思います。

(無題) 削除/引用
No.756-2 - 2009/06/27 (土) 18:49:28 - ごち
かなり転写されにくいです。程度は転写バッファーの組成、ゲルの固さ、どれくらい電流を流すかにもよりますが、転写した後のゲルをCBBで染めるとかなーり残ってます。

まずはTowbin Bufferを試すのが最初ではないでしょうか。

ブロッティングについて 削除/引用
No.756-1 - 2009/06/27 (土) 17:36:58 - あ
高分子量(180を超えるような)のタンパクのメンブレンへの転写は、
セミドライブロッティングでは難しいと聞くのですが、、
たとえば15Vで1.5時間かけてもほとんど転写されないのでしょうか?
高分子量の転写に向いているというタンク式ブロッティングだと、どういう条件
が最適かお分かりの方いますか?><
どうぞ宜しくお願いします。

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