> DABにより細胞が全体的にそまってしまい、核の青色がみえにくい
これが特異的なシグナルであることを確認されているなら、核染色にあまりこだわらなくてもいいような気もします。染まっている部分の分布や局在から一定の細胞(群)にシグナルがあることがわかるのであれば、核染色は必ずしも必要というわけではないように思います。実際凍結切片ではDAB発色して核染色してない論文をちょくちょく見かけますね。
それはそれとして抗体濃度を振って確認実験はやっておいたほうがいいかもしれませんね。免疫染色では対照スライド(特に陰性対照)の解釈が難しいときもありますから。抗体濃度を下げれば思わぬバックが消えることもありますし、DABで過染している部分が減ればヘマトキシリンもしっかり染まってくるかと思います。 |
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