1. 3'-(アクセプター)スプライスサイトからできるだけ遠くに(300 bp以上、できれば400bp以上上流に)挿入する方がいいと言われています。イントロンの最下流300 bpの範囲にbranch siteが存在する場合が多いからです(実際にはもっと狭い範囲だと思いますが)。実際私の場合、3'-siteの約200 bp上流にエレメントを挿入したら、そのアレルからの発現が低くなってしまったことがあります(スプライシングの効率に影響したためか)。5'-(ドナー)サイト直近に挿入するのもなんだか憚られますし、そう考えると400 bp以上の長さをもつイントロンでなければ、挿入するのは怖いです。
2. 遺伝子の方向性に対する長腕と短腕の向きは、一般的には気にしなくてよいと思います。 |
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