昔は細胞培養の培地とかローリー変法の蛋白質定量試薬も自作していたらしいし、蒸留水も自分で作ってから実験していたらしいので、その頃の人から見たらうちらはすでに十分贅沢してるわけで、時代とともに出来合いのやつ購入して済ますことが増えていくのは、ある程度仕方ないと思う。ただ組成知ってて自作すると費用はかなり安く上がるから得する面もある。心置きなく使えるし。(ECL試薬などが良い例)
もしも基本は自作という場合でも、PBSとかEDTAとかTEやSDS-PAGE running buffer などの汎用試薬や大腸菌プレートなどみんなが頻繁に使うものは、ラボ内で係きめるか当番で、共通のものとしてたくさんストック作っとくと研究の能率がかなり上がる。技術スタッフの方が担当しているところもありますが。試薬は個人で作って使用するラボと、このような体制でやってるところ両方経験したけど後者の方が格段にしごとしやすい。 |
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