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200mM EDTAの作り方 トピック削除
No.639-TOPIC - 2009/06/10 (水) 17:20:43 - nakagawa
細胞培養初心者です。

細胞をディッシュ上で播種するために、
ゲラチン処置をしようと思っています。

ゲラチンを作ろうと思ったのですが、
ゲラチンの組成をみると、200mM EDTAが必要であることがわかりました。

200mM EDTAはどのように作成すればいいのでしょうか?
また、最終的にpHはいくつにすればいいのでしょうか?

ご回答お待ちしております。
 
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18件 ( 1 〜 18 )  前 | 次  1/ 1. /1


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No.639-18 - 2009/06/12 (金) 03:43:59 - おお
個人的な話ですが、キットとか使うのにどうもやりにくい点があります。
使う溶液の組成をすべて書いているものはまだ良いのですが、
最悪なものは何が起こっているのか分からないくらいだったり、

ま、そうは言っても依存した方が効率いいものもあるでしょうし、、
出来合いのもの、キットなど使用するにしても、理解を怠るのは
避けたいですね。

(無題) 削除/引用
No.639-17 - 2009/06/12 (金) 03:38:22 - おお
>[Re:12] IRESさんは書きました :
> 私の感覚では作り方を知っていれば場合によっては購入してもよいと思います。ただ、作り方を知らずに買うようになると応用が利かなくなりそうですね。博士号持っててもモル計算や濃度計算が出来ない人を頻繁に見るので絶句してしまいます。

Oh my God!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

(無題) 削除/引用
No.639-16 - 2009/06/11 (木) 21:31:08 - C
昔は細胞培養の培地とかローリー変法の蛋白質定量試薬も自作していたらしいし、蒸留水も自分で作ってから実験していたらしいので、その頃の人から見たらうちらはすでに十分贅沢してるわけで、時代とともに出来合いのやつ購入して済ますことが増えていくのは、ある程度仕方ないと思う。ただ組成知ってて自作すると費用はかなり安く上がるから得する面もある。心置きなく使えるし。(ECL試薬などが良い例)
もしも基本は自作という場合でも、PBSとかEDTAとかTEやSDS-PAGE running buffer などの汎用試薬や大腸菌プレートなどみんなが頻繁に使うものは、ラボ内で係きめるか当番で、共通のものとしてたくさんストック作っとくと研究の能率がかなり上がる。技術スタッフの方が担当しているところもありますが。試薬は個人で作って使用するラボと、このような体制でやってるところ両方経験したけど後者の方が格段にしごとしやすい。

(無題) 削除/引用
No.639-15 - 2009/06/11 (木) 18:01:46 - 南の島の「み」
トピ主さんへ

ディッシュコート用のゼラチン溶液と思いますが,そもそもEDTAを入れる必要があるのでしょうか?
ググってみたら検索結果のトップに0.1%溶液でコートするみたいな情報がありました.
あと,新田ゼラチンとかのページでも色々情報を出していたと思います(これについてはうろ覚えです).


話のそれまくりに乗じて,
もちろん自前で調製できるものは自作しますが,他研究室とかで「は!?これ買っているの??」というような試薬を見かけるとはっきりいってうらやましい限りです.
けど,やっぱり節約精神を忘れるといろんな意味でもったいない気がします.
南の島にオイルマネーでも転がってこないかなぁ・・・,なんちゃってwww

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No.639-14 - 2009/06/11 (木) 16:14:55 - Pumpkin
APさんやIRESさんのご意見もっともです。
(トピと外れますが、ちょっと賛同したくて。)

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No.639-13 - 2009/06/11 (木) 12:12:48 - AP
ちなみに、初めて試薬を調製するごとに成書から作り方を写し、経験からのポイントのメモを加えている私のレシピ帳によると、EDTA-2Naで1 Lの0.5 Mを作るときは、固形で20 g以上のNaOHが必要で、私は、まずそれくらいは最初から入れておいて、あとから10Nを加えて調製します。

この場でも、たびたび嘆いていますが今は何でもキットや既製品の試薬があって便利なんですが、それどういうものかとか、原理とかもよう理解しないで、マニュアルどおりに混ぜれば何でも出来るもので、そういうのが科学であり、研究であるみたいな、危なっかしいひとが私の身の回りにも増殖中です。

出来合いの試薬を使うにしても、化学的性質や作り方の心得があれば、試薬を混ぜる順番だとか、混ぜると不都合な組み合わせだとか、避けるべき操作だとか、あらかじめ見当をつけたり、失敗しても原因が思い当たってトラブルシューティングがすぐ出来たり、研究者としての懐の深さにつながると思っています。

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No.639-12 - 2009/06/11 (木) 11:17:47 - IRES
私の感覚では作り方を知っていれば場合によっては購入してもよいと思います。ただ、作り方を知らずに買うようになると応用が利かなくなりそうですね。博士号持っててもモル計算や濃度計算が出来ない人を頻繁に見るので絶句してしまいます。

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No.639-11 - 2009/06/11 (木) 04:44:48 - おお
EDTA 4NaだとNaOHなしで溶けるでしょうね。
一番大事なことは、ある方法を決めて
同じ方法で通して実験をすることでしょうか。

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No.639-10 - 2009/06/11 (木) 03:19:57 - 匿名
私はいまアメリカのラボにいるのですが、ラボのみんなは何でも買ってますね。自分でオートクレーブとか洗いものすることはほとんどないです。しかも、高い試薬でも使い切らずに捨ててるし。日本人の感覚ではこらーって思ってしまいます。さらに、すごくくだらないことでも試薬会社のサポートに電話しまくってる。
「そんなことは掲示板で聞く前に自分で調べてください」というのはあるいみ清く美しい日本人かなとも思います。

それまくり失礼しました。

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No.639-9 - 2009/06/11 (木) 03:00:49 - CJ
PBSさん

なるほど、確かに細胞培養をやる人はふつうできあいのものを使いますね。
もっともな話です。

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No.639-8 - 2009/06/11 (木) 02:21:56 - Tb
500 mM EDTAの場合、NaOHを入れていってEDTAがちょうど溶解しきったところがpH 8.0って感じですよね?私はもうpHは溶解後一応試験紙でみておくかな、という程度です。どうせたいていの用途でEDTAの終濃度ってマックス数mMくらいで、ほかのバッファー濃度より低いし、本当にpHが重要な時は最終溶液でpHあわしますし・・・

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No.639-7 - 2009/06/11 (木) 02:14:58 - PBS
>>CJさん

今いるラボでは、細胞培養関連の液体培地、PBS、トリプシンーEDTAなどはGIBCOからの出来合いの物を使ってますね(水を除く)。
ただし、カルチャーした後の細胞の洗いとか回収には自前のもの、って感じです。

その前にいたラボでは、液体培地、FBS以外は殆ど自分らで作ってましたね。

すいません、怠け者で。。

言い訳がましいですが、ただのEDTAは自分で作ってます。。。

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No.639-6 - 2009/06/11 (木) 01:26:24 - CJ
話がずれますがPBSとかEDTAとかそういったものを購入する人ってどれくらいいるんでしょうかねえ?売れるから商品ラインナップにあるんでしょうが。
金満ラボとか?まあ時間を金で買え、という発想は理解できますが。

(無題) 削除/引用
No.639-5 - 2009/06/11 (木) 01:14:12 - ami
> もしくは買えばいいじゃん。

> 和光純薬のWEBサイトの製品検索を見てたら500mM EDTA pH8.0というのがあった。

作り方が分からなければ買えばいいという見事な発想、、目にウロコでした。

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No.639-4 - 2009/06/10 (水) 21:26:15 - C
和光純薬のWEBサイトの製品検索を見てたら500mM EDTA pH8.0というのがあった。

買えば? 削除/引用
No.639-3 - 2009/06/10 (水) 21:17:38 - ピペド
実験書に載ってるよ。もしくは買えばいいじゃん。

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No.639-2 - 2009/06/10 (水) 18:18:10 - AP
実験書(たとえばMolecular Cloningでも)の最後の方に各種試薬の調製方法がまとめて出ていたりしますので、そういうところで調べられます。

EDTAは電離しにくい酸なので、水酸化ナトリウムを投入してpHを上げてやらないと高濃度では溶けません。

分量のEDTAを終体積の9割くらいの水に加えてスターラーで撹拌しつつ、溶け具合やpHを見ながら水酸化ナトリウムを加えていきます。最終的にはpH 8.0にするのが一般的で、最後に終体積に合わせます。最初のうちは固形の水酸化ナトリウム、できあがりに近づいてきたら10 N 溶液を使うと良いでしょう。

200mM EDTAの作り方 削除/引用
No.639-1 - 2009/06/10 (水) 17:20:43 - nakagawa
細胞培養初心者です。

細胞をディッシュ上で播種するために、
ゲラチン処置をしようと思っています。

ゲラチンを作ろうと思ったのですが、
ゲラチンの組成をみると、200mM EDTAが必要であることがわかりました。

200mM EDTAはどのように作成すればいいのでしょうか?
また、最終的にpHはいくつにすればいいのでしょうか?

ご回答お待ちしております。

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