ともさん、
ご返答ありがとうございます。
さて、
>抗原特異的CTL株をアロのバフィーコートより分離したPBMCに放射線照射
したものと言うのは、いわゆる移植みたいで、抗原特異的CTL株を増やそう
と思って、HLAが同じで違う人のPBMCを加えてCTLを増やしているのでしょう
か。
TCRがもう決まっているタンパクAに特異的なCTL株をアロの細胞と混ぜたときってアロ反応って起きないと思うのですが?
についてですが、
@タンパクAに特異的なCTLとは理想的に言うとCTLしか存在しておらず、アロのPBMCと共培養してもアロPBMC中のDCと反応しないからアロ細胞もCTL株も増えないのでしょうか?
Aアロ細胞は当然増えず、CTL株も増えず、なら何が増えるのでしょうか。
Bクロムリリースにもっていくときに患者さんの細胞傷害活性を検討する際、エフェクター細胞はCTL株とアロ細胞の共培養したものになるのでしょうか。CTL株だけ共培養後には分離できないですよね。
>最後によろしければ皆さんはどのようにCTLを誘導しているのかお聞かせいただけたらうれしいです。
PBMCにマイトマイシン処理したがん細胞を混ぜて、数週間培養。
増殖してきた細胞をクローン化して、ペプチドに反応する細胞をCLT株とする。もしくは、一か月くらいマイトマイシン処理したがん細胞を共培養して増えてきた細胞をCTL株と呼ぶ。
についてですが、
ペプチドに反応する細胞はペプチドをもつ癌細胞を全て取り込んだ細胞ということでしょうか。
以上、返答お願いします。 |
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