免疫染色時の内因性ビオチンブロッキングについてふと疑問に思ったことを質問させてください。
マウスのkidneyでの免染でnon-specific signalが出てしまい、内因性ビオチンの存在を疑って、Dakoより内因性ビオチンブロッキングのKitを購入しました。説明書を読んだところ、まずAvidin試薬にて組織を処理し、Wash後にbiotin試薬にて処理すると書いてありました。
そこで疑問に思ったのですが、biotinにて処理してしまったらその後に反応させるstreptoavidin-HRPと加えたbiotinがまた反応してしまい、結局内因性biotin blockingの意味がなくなるのではと思ったのです。
PIERCEのホームページ上のTec Tipの項を参照したところ、avidinのBiotin結合部位は4つあり、biotin処理にて残りのbiotin結合部位を飽和するといったような内容の記載がありましたが、その後のSA-HRPが、後で添加したbiotinに結合してしまうことには変わりないと思ったのですがいかがなものでしょうか?まったくとんちんかんなことを質問しているかもしれませんが、実際このkitを使ってもbackは消えなかったもので、avidinの後に加えるbiotinの意義に頭をかしげているところです。実際うまくいっている経験者の方でavidin反応後のbiotinの意味を知っておられる方がいらっしゃいましたら教えていただけないでしょうか?よろしくお願いいたします。 |
|