>1の状態で継代すれば安全だが、2でもセーフと言う感じでしょうか?
細胞がいないところがなくなった状態、1の状態でアウトと思っておいた方が良いです。
一例ですが、クラボウが商品化している正常細胞の中には
「60〜80%コンフルエントで継代培養を行ってください。」
と記載されているものがあります。
どの程度で継代するのがベストかは細胞によって異なることはいうまでもありませんが、「コンフルエントにしてはいけない」細胞の場合、私はこのくらいで継代しています。
実験などで「コンフルエントにして使用」する場合は、かなりキチキチにする場合があるので、2)の状態の方により近い時もあると思います。
2)、3)についてですが、培地の色や死細胞が浮く、という現象は必ずしもコンフルエンシーに依存するものではありません。培地交換をどのくらい頻繁に行うかで、培地の色の変化や細胞の状態は異なりますし、培地の種類によって色の変化が早いものと遅いものとあるようです。 |
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