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コンフルエント トピック削除
No.625-TOPIC - 2009/06/07 (日) 10:25:48 - 細胞培養
あいまいな質問ですみませんが、ちょっと教えてください。
細胞培養で、よくコンフルエントにしてはいけない、と言いますが、このコンフルエントとはどういう状態でしょうか?(付着細胞の場合)

1)フラスコ上で個々の細胞はまだ広がっているが、細胞がいないところがなくなった状態
2)細胞が押し合ってしまっているが死んで浮いた細胞はまだなく、培地も赤い。
3)細胞が押し合い、浮いた細胞も出始め、培地がオレンジになりつつある。

1の状態で継代すれば安全だが、2でもセーフと言う感じでしょうか?
 
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(無題) 削除/引用
No.625-11 - 2009/06/08 (月) 14:12:08 - ~
あまり歩かない細胞であれば、
1の時点で細胞の周りがキツキツの場合があります。
その場合、コロニー間で隙間があったとしても、コロニー中央の細胞でコンタクトインヒビションが係っているかもしれません。

そのため、1であれば安全とも言い切れません。
(仮定がまだ広がっているなので、その細胞であれば大丈夫でしょうけど)

コンフルエントにしてはいけないのなら 削除/引用
No.625-9 - 2009/06/08 (月) 14:01:34 - mom-a
>1の状態で継代すれば安全だが、2でもセーフと言う感じでしょうか?

細胞がいないところがなくなった状態、1の状態でアウトと思っておいた方が良いです。
一例ですが、クラボウが商品化している正常細胞の中には
「60〜80%コンフルエントで継代培養を行ってください。」
と記載されているものがあります。
どの程度で継代するのがベストかは細胞によって異なることはいうまでもありませんが、「コンフルエントにしてはいけない」細胞の場合、私はこのくらいで継代しています。

実験などで「コンフルエントにして使用」する場合は、かなりキチキチにする場合があるので、2)の状態の方により近い時もあると思います。

2)、3)についてですが、培地の色や死細胞が浮く、という現象は必ずしもコンフルエンシーに依存するものではありません。培地交換をどのくらい頻繁に行うかで、培地の色の変化や細胞の状態は異なりますし、培地の種類によって色の変化が早いものと遅いものとあるようです。

(無題) 削除/引用
No.625-8 - 2009/06/08 (月) 12:41:52 - ;;
個人的な感覚として、
1になるかならないかのときに、継代するのが好きで、かつ安全な気がします。

1でも2でも3でも、細胞にとってセーフかどうかは
細胞の種類とかいろいろな状況によって違うと思います。

ただ、いつも危ない橋をわたる必要性は無いと思うので、
私は1になる1日前くらいには継代します。

生き物のことですから、絶対はありません。
ただ、増え過ぎは良くないというのは否定する人はいないと思います。
ですので、継代は計画的に。

「2ならセーフ」という発想はダメだと思います。そうじゃなくて、
危ない橋は渡らないの精神が必要かと。
あとは、ご自分が使っている細胞で観察をしながら経験値を上げていくだけかと思います。

(無題) 削除/引用
No.625-7 - 2009/06/07 (日) 19:18:11 - おお
>[Rえ:4] 細胞培養さんは書きました :
> もしくは、細胞の密集度はあまり関係なく、増殖曲線を書いて、
プラトーに達した時点もしくはその直前がコンフルエントと思った方が良いのでしょうか。

これは、細胞によってビへいビアーが違うのでそういう定義
は難しいと思います、人によって違いがあるというのも
事実ですが、1の定義が一番しっくり来ます。

2でまずい細胞があります。特にがん遺伝子をスクリーニング
する系でよくNIH3T3が使われていましたが、細胞同士がくっつく
ころになるとコンタクトいんひびっションがかかります。

これを打ち破る細胞をスクリーニングで見つけるわけですが、
普段からパンパンにしていると、自然にそういう細胞が
発生しやすくなります。

ということで、細胞がカバーしてないエリアがほとんどなくなった
と同時か、直前位でけいだいした方がいいです。

パンパンになっても死なない細胞でもやはりパンパンになった時
に有利に増える細胞とそうでない細胞があれば(細胞株は
かなりのケースで均一だとはいえないので)、細胞のポピュレーションは
変わってきます。

(無題) 削除/引用
No.625-6 - 2009/06/07 (日) 17:08:36 - C
11-12行目 訂正します。
ーーーいいという事ではないでしょうか。ーーー

(無題) 削除/引用
No.625-5 - 2009/06/07 (日) 17:06:29 - C
そんなに培養細胞とか詳しくないけど、友達とかは細胞密度のことはコンフレンシーってみんな言ってる。たとえば付着系細胞でディッシュ底面を半分くらい覆う感じなら50%コンフレンシーくらいとか言う感じで。それでディッシュ一面いっぱいになってるとき100%コンフレンシーと言ってる。この100%コンフレンシーの状態のことを、『コンフルエント(ぎゅうぎゅうに密集した)になった』という人はいまでもたまにいる。でも外国の人はそういう言い方はしてなくて、ふつうに100%コンフレンシーの状態の時の細胞使いましたけど、みたく書いてる。ただconfluencyってネットではあるけどうちの辞書に出てない。

細胞がいっぱいある時に培地のなかの代謝基質などの成分が消費されて、一方で乳酸とか代謝産物がたまってくれば、あまり良い環境とは言えないのでとくに理由も無くそうした過酷な条件に長く置くと細胞死んでくるからやんない方がいいという事ではないもしれない。事実、そういう細胞撒き直すと増殖の立ち上がり悪いことあったし。もちろん細胞株によるけど。

あとまだ活発に増殖している時と、100%confluencyになって接着阻止で増殖停止(がん細胞ならパイルアップしてくる)ようなときでは、同じ細胞でも細胞の中で起きてることはかなり違う可能性があるから、実験の再現性を確保するためにも、細胞密度は出来る範囲で合わせた方がいい。(厳密に細胞密度を合わせるまでしなくても、たとえば決まった数の細胞を撒いて何時間後に使うみたいなやり方でもいいから。)あとときには細胞の増殖ステージのちがう何点かで比較することも必要かもしれない。

(無題) 削除/引用
No.625-4 - 2009/06/07 (日) 14:56:00 - 細胞培養
もしくは、細胞の密集度はあまり関係なく、増殖曲線を書いて、プラトーに達した時点もしくはその直前がコンフルエントと思った方が良いのでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.625-3 - 2009/06/07 (日) 13:31:34 - ~
1~2位の間で、人によって違います。
同じ細胞株なのに、人によってコンフルエントの細胞密度が倍くらい違う場合もあります。

また、1~2の時点で培地が黄色くなる場合もありますので、
あまり色に信頼を置くのはどうかと。

(無題) 削除/引用
No.625-2 - 2009/06/07 (日) 11:02:05 - ピペド
1でコンフルエントと思います。

コンフルエント 削除/引用
No.625-1 - 2009/06/07 (日) 10:25:48 - 細胞培養
あいまいな質問ですみませんが、ちょっと教えてください。
細胞培養で、よくコンフルエントにしてはいけない、と言いますが、このコンフルエントとはどういう状態でしょうか?(付着細胞の場合)

1)フラスコ上で個々の細胞はまだ広がっているが、細胞がいないところがなくなった状態
2)細胞が押し合ってしまっているが死んで浮いた細胞はまだなく、培地も赤い。
3)細胞が押し合い、浮いた細胞も出始め、培地がオレンジになりつつある。

1の状態で継代すれば安全だが、2でもセーフと言う感じでしょうか?

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