>[Re:7] おおさんは書きました :
> >[Re:6] 平戦闘員さんは書きました :
> > 「済」にされたようですが、ちょっと待ってください。ホルマリン固定は悪く無いですよ。ChIPと同様、DTTの入ったSDS dyeでボイルしてやるだけでかなり外れます。
>
> 興味深く読ましていただきました。
> タンパク相互作用で使用されている例など参照できる物がないでしょうか?
> 使えるならやってみようか見たいな気もしますので、、、、
>
> 理屈ではまあできないことはないなあと思っていても、CHIP以外では
> 使用しているのを見た記憶がないもので、、、、
>
> あ、精製したものであったらつかってたかなあ、、、でも外すところまでやったのはタンパク同士ではきおくにないなあ、、
平戦闘員さんの経験は正しいと思います。
以前、自身が作成した抗体にChIP能があるかどうか(厳密に言うとホルマリン処理細胞から抽出した蛋白をIPできるかどうか)を検討していました。
沈降産物をSDSサンプルバッファーでボイルしてwesternすると、normalなバンドパターンを示しました(無固定の普通のIP産物と比して、少しスメアー気味でシグナル弱いですが)。
これといって複合体形成しているような像も見えません。ゲルトップに詰まっている感じでもないです。
最終的な目的がChIPだったのでバッファーはupstate社のkit(確か抽出は1%SDS含)を用いて、勿論sonication抽出あり、IP,washしていましたが、どれだけ共有結合保っているのかと疑問に思うくらいです・・・。
クロスリンカーも使用経験ありますが、あれって何か難しくないですか?
クロスリンカーで細胞膜、細胞骨格も含めてガチガチになった細胞から蛋白を効率よく抽出できるのかと・・・。
抽出した後もクロスリンカーが効いているのかIPにもっていけるような状態の抽出物(サラサラの溶液状)が得られない。遠心すると細胞のdebrisがゴリって出てきた記憶がある。
一応、プロトコール通りwashとかやったつもりなのだが・・・。 |
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