>>蛍光色素を取り込ませる時、温度環境も検討が必要だと思います。
>多くの論文では、37℃で負荷させているようですが・・・
そうですね。Loadの温度を下げるのは,大学院の時fura-2を37℃でloadしていたら、ある細胞で小器官に取り込まれてような(細胞質や,核周囲に斑点状に非常に蛍光の高い丸い部分ができる)状態でうまくはまれなかった時にある先生からおしえていただいたtipsです。25℃くらいで蛍光が細胞質全体に分布したのでよしとしました。ただ時間が経てば最終的に蛍光が凝集したようになるので、蛍光色素が細胞内に取り込まれ、細胞質->小器官に取り込まれるという経過をとるのを引き延ばしていると理解しています。
>>37℃だと小器官に取り込まれてしまうとか
>温度というより、使用する蛍光色素によって、細胞内分布が大きく異なるのではないのでしょうか?
蛍光色素によってももちろん違うでしょうが、細胞によって違います。もちろんまずは,標準的な37℃でやってみるのですが、顕微鏡で上記の様な像がみられたら温度を下げてloadしてみると、蛍光色素の濃度や界面活性剤の有無(できるなら使いたくないですよね)より効果的でした。もちろん測定は、37℃で行います。 |
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