ポジコンは染まっているわけですよね。でそれは何かほかの遺伝子のKDでしょうか?それともケミカルなどを使っているのでしょうか?
sub-G1というのは、細胞は既にフラグメント化されているので、アポトーシスは完全に完了しています。sub-G1の細胞のフラグメントがTUNELで染まるかどうかというのは、観察経験が多くないのでなんともいえませんが、理論的には染まるはずです。しかしながらサイトスピンとかで回収しているなら回収できる割合とかいろいろ総合的にみたばあいどうなんだろうかとかともおもえす。
ポジコンがケミカルとかの処理なら、60%が死んでいた状態でのこり40%も徐々にsub-G1に移行する可能性があると思うのですがKDではどうでしょうか?40%は比較的こうりつよくKDされていて、残りがKDの効率がわるく生き残っているなら、すでにセレクションがかかってヘルシーな細胞が残っているだけですので染まらないと考えれるかもしれません。
アポトーシスはまず細胞膜の透過性がおちて、それから徐々にDNAが切断されて、最後に細胞自身がバラバラになりアポトーティクボディーが形成されるわけですが、この最後のアポトーティクボディーがsub-G1にあたるわけです。ポジコンでこの細胞がフラグメント化した細かいsub-G1にあたるアポトーティクボディーがそまっていますでしょうか?
もしそうでなければ、KDを染めるタイミングは質問者様がサンプリングした時間より早い方がいいのかなあという感触です。 |
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