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アスパラギン結合糖鎖部位の置換 トピック削除
No.507-TOPIC - 2009/05/20 (水) 19:36:33 - とーこ
膜タンパク質の局在解析から、現在その糖鎖に注目して実験を行っております。

糖鎖が付加されると思われるアスパラギンの部位に変異を入れて糖鎖付加の起こらない変異体を作成したいと考えております。
文献を見ていますと、NをDに置換する論文もあれば、Qに変換する論文もあります。性質の似ているQの方が二次的な影響が少ないような気もするのですが、アミノ基があるのであまりよくないのでしょうか?それとも何か使い分けがあるのでしょうか?

ご存知の方、どうぞ教えていただけると助かります。
 
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安定性 削除/引用
No.507-5 - 2009/05/23 (土) 14:40:53 - めい
かれこれ10年以上前に分泌型タンパク質の2カ所あるN型糖鎖のNをQに変えた変異体を作った所、収率が激減しました。1つ変えただけでも収率がかなり落ちました。宿主は糸状菌です。

そのときの目的はタンパク質部分(酵素活性や安定性)の解析が目的だったのですが、精製後のサンプルの活性も安定性(熱、pH)もとくに変化はありませんでした。プロテアーゼに対する感受性(っ不安定性)は多少上がった記憶があります。

今考えると分泌経路の途中で分解されてしまったのかなとも思います。


あまり質問とは関係ないことを書いてしまいましたが、ご参考まで。

(無題) 削除/引用
No.507-4 - 2009/05/21 (木) 16:27:06 - ポ
便乗して質問させて下さい。

私も糖鎖付加膜タンパク質の研究の機能解析に取り掛かろうとしているところなのですが、
例えば糖鎖が付加される部位も分っている膜タンパク質の糖鎖を何らかの変異などでその糖鎖修飾に変化与えて、元々局在しているエンドソームではなく、ゴルジなど他の膜に局在変化させるようなそのタンパク質の変異体を作成することなどは可能でしょうか?

よろしくお願いしたします。

(無題) 削除/引用
No.507-3 - 2009/05/21 (木) 08:10:47 - シュン
アスパラギンではなく、その後ろにあるセリンまたはスレオニンをアラニンに変えても糖鎖付加部位はつぶせますが、それではだめでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.507-2 - 2009/05/21 (木) 00:02:16 - A
N結合型糖付加が起きないようにAsnを置換する場合のアミノ酸の選択は
おそらく実験によっても変わってくるのではないかと思います。
その実験で側鎖のチャージが重要なのか長さが重要なのか。もしどちら
でも問題ないのであればどちらか一方変異を入れやすい方で問題ないと
私は思います。論文にした時にコメントがついたらチャージなり長さ
なりを尊重して置換したと言えば特殊なケースでない限りそれ以上の
クレームはつかないでしょうし。

アスパラギン結合糖鎖部位の置換 削除/引用
No.507-1 - 2009/05/20 (水) 19:36:33 - とーこ
膜タンパク質の局在解析から、現在その糖鎖に注目して実験を行っております。

糖鎖が付加されると思われるアスパラギンの部位に変異を入れて糖鎖付加の起こらない変異体を作成したいと考えております。
文献を見ていますと、NをDに置換する論文もあれば、Qに変換する論文もあります。性質の似ているQの方が二次的な影響が少ないような気もするのですが、アミノ基があるのであまりよくないのでしょうか?それとも何か使い分けがあるのでしょうか?

ご存知の方、どうぞ教えていただけると助かります。

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