ロシュのデータには懐疑的でして・・・
パラホルムアルデヒドで固定することで、
タンパク質も失活しますよねー。
パラホルムアルデヒドが細胞内に浸透していくよりも、
パラホルムアルデヒドの溶液に溶けているPhosSTOPの
阻害成分の方が早く浸透するのでしょうか?
ホスファターゼによる脱リン酸化を、パラホルムアルデヒドが
阻害するよりも先に、阻害剤がホスファターゼを抑えるのであれば、
ロシュのデータにも納得がいくのですが・・・。どうなんでしょう?
入れた方が安心するのであれば、ロシュ以外のホスファターゼ阻害剤カクテルセットでも良いように思います。(ロシュじゃないと上手くいかないとは考えにくいので)
ただ、プロテアーゼ阻害のCompleteにも言えますが、阻害成分を完全にオープンにしていないし、錠剤にするためにPEGやらマンニトールやらポビドンが加えられているようなので、これらの添加剤が実験系に悪影響を及ぼすことも無いとは言えません。(逆に添加剤が組織固定に有利に作用している可能性もあるのかもしれませんが)
だれかロシュの錠剤には何種類の阻害剤が入っているのかご存知の方は居られませんか? |
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