~さんの4パターンで(アルコールでしめらせたキムワイプの上、を2に含むということで)、それぞれの理由を含めて全例網羅されているのではないでしょうか。
どの方法も、それなりの理由があり、私は全部やったことがありますが、きれいに使われているクリーンベンチ内で、正しく操作していればどの方法でもコンタミしません。(強いて言えば、内側を上に向けてふたを置く時は、高さのあるビンに比べて小さい蓋の場合、うっかりと蓋の上を手が通過しがちです。きちんとまくっていなかった袖からゴミが落ちたりしないように気をつけましょう。)
人によっては非常に流儀に厳しい人もいて、学生時代にさんざん練習させられたので、個人的には極力蓋は置きません。学生時代は、蓋を開けたらビンは斜めに持って操作し、終わったらすぐ蓋をする方針でした。ピペットをこまめに変えることになりますが、洗浄係である我々学生の人件費はただでしたから。
ラボによっては、かなり長時間でもピペットをビンに立てたまま置いておく(ピペットの節約)ことがあり、そうなると蓋を置く必要に迫られる場合があります。ディスポのピペット代にせよ、洗浄の手間にせよ、ラボにとっては重要ですから、そういう場合は、蓋の置き方も含めて、「郷に入ったら郷に従う」ことにしています。コンタミさえしなければ、私には不満はありませんから。 |
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