いつも大変お世話になっております。
表題の件について、教えていただきたいことがございまして
トピックを立てさせていただきます。
以下、ちょっと長くなってしまい申し訳ございません。
現在、既知の精製タンパク質2種類(A, Bと名前を付けます)の結合を
GST pull-down assayにより確認しております。
AにはGSTタグ、BにはHisタグをつけており、発現・精製後はほぼ単一バンドとなっていることをCBB染色並びにWesternにより確認しております。
このタンパク質を用いてpull-downアッセイを行っているのですが、
検出時(anti-HisのWestern)には、ネガコンとしてGSTを用いたものでも、タンパク質Bが落ちてきてしまいます。
以下にプロトコールの概要を示します。
GST-A 500ng
His-B 500ng
BSA final 100µg/ml
Glutathione Sepharose (50% slurry) 20µl
Binding buffer 25mM Tris-Cl, 150mM NaCl, 1mM MgCl2, 0.1% NP-40
↓
1hr at room temp.
↓
c.f.g
↓
wash with Binding buffer x3
↓
add 2x SDS-PAGE sample buffer
↓
SDS-PAGE/ Western
という感じです。
自分が気にしているのは、
1. タンパク質Bがセファロースに非特異的にくっついてしまっている?
2. それはセファロースあたりに持ち込んでいるGST融合タンパクの量が少ないから?
3. 反応中にタンパク質Bが不溶化してしまい、そのせいで落ちてきている。
ということです。
1のようなタンパク質はけっこうあるのでしょうか?
あるとしたら、ブロッキングのような作業が出来たらと思うのですが、そのようなことは可能なのでしょうか?
2については、GST融合タンパクとセファロースをあらかじめ結合させておくことが可能だと思われますが、みなさんはどれくらいのタンパク質をセファロースあたり加えていますでしょうか?
長文申し訳ありませんが、ご回答いただけたらうれしく思います。
よろしくお願い致します。 |
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