>薬剤選択で必要な遺伝子が表現系に干渉しないように除去するという意味で
>しょうか・・・?
その通りです。neomycinなどの耐性遺伝子やこれら自身の発現のために
SV40やPGKなどのpromoterなどを使用した場合、
crypticなsplicingやtruncatedなタンパクなどが元のexonなどからできる
可能性があるため、通常loPやFRTなどの配列でneoをはさんでおいて、
ESのpositiive cloneやF1のlineをとった後に、除去します。
やり方は、loxPやFRTの配列の特性(二つのこれらのelementを方向をそろえた場合、はさまれた配列が組み替え酵素であるCreやFlpをtransに発現させたとき、切り出される)性質を利用して、
既に確立されているgerm lineでCreやFlpを発現するマウスとこれらloxPやFrt配列を含むマウスとを交配させることによって
子どものマウスのDNAからneoなどを除去することで行います。 |
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