セルストレーナーは使用していませんが、かつてウシの肝臓から細胞を取っていた者です。
私の手法ですと、酵素処理後の組織懸濁液を250μmのメッシュに通していましたが、それでも細胞は取れていましたので、無理にセルストレーナーを用いる必要は無いのではないかと思います。
経験上肝臓の細胞はディッシュからすぐはがれたりしていたので、圧をかけない方がいいというのは私も賛成です。
また、セルストレーナーについては、筋組織からの細胞単離に40μmのものを用いたことがありますが、ピペットの先端をフィルター部に押さえつけるようにしなければまともにろ過出来ないみたいです。
ファルコンの取説にもそう書かれていましたし、使用経験のある人も同様の事を言っていました。やはり目が小さいので、水分子でも分子間力の方が勝ってしまうようです。
なお、この時は150μmのメッシュに通しているので、大きな夾雑物は除去済みです。 |
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