現在、GST発現系を用いてタンパク質の精製を試みています。
大腸菌から抽出したタンパク質を、GSTカラムに供し、溶出した融合タンパク
質をスロンビン処理しました。
そのスロンビン処理した溶液を再度GSTカラムに通すことで、パススルーの画
分を回収し、目的タンパク質を得ようとしています。
回収したタンパク質をSDS-PAGEに供したところ、GSTタグも一緒に出てきて
おり、タグがカラムに結合していませんでした。
(カラムに溶出バッファーを加えても、GSTタグのタンパク質は溶出されてきませんでした。)
この理由として考えられることは何でしょうか?
また、解決策はありますでしょうか。 |
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