オートクレーブは内圧を適正に保つため、圧が高くなりすぎると圧抜き弁から蒸気を逃がして調節します。このときに(あるいは強制的に減圧するときに)出る排蒸気をトラップするためのものです。水が入っていないと高温の蒸気が吹き出して危険、水が多すぎると蒸気でごぼごぼなって水が吹きこぼれます。
ご家庭の圧力鍋も、ふたに圧抜き弁がついてますね。昔のオートクレーブもハッチに弁がついていて、おもりで弁が開く圧力を調節したものです。それが、いまは電子制御の電磁弁でトラップをつけた圧抜き口から蒸気圧を逃がすようになっているというわけです。 |
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