> Autoinduction Systemって言うんですね。
いや、製品名の略称で使っているのですが、今検索してみたら開発者もこの名前で呼んでますね。
> ゆっくりと見ていこうと思います。どうやら1980年後半
> にその試みについて報告があるようです。
> 多分それから久しく使われてなかったような感じです。
1980年代後半のはたぶん"T7 exprssion system (pET vector & T7 pol)"の開発ですね(読んでませんけど)。その後1998年に、T7 lysozymeがあっても起きているleaking expressionを抑える研究のさなか、IPTG無しで勝手に発現してくる現象が見られて、その後それをpET vectorの開発者が改良し、2005にoriginal paper, 2007末にRecipes and stock solutions集を公開してます。ただ、個人的には培地組成が細かすぎて試薬作るの面倒だった(持ってない試薬も多々あった)ので、いくつかのパイロット実験組んで比較した点においてのみ、簡便法を組んで使用しています。small cultureに使うにはキットは高いんで。
> 発現量や可溶性が上がるというのはうれしいですね。
発現量は格段に上がりますね、IPTGで確認できないものが明らかにCBBで見えますから。発現しすぎて可溶性は逆に落ちる様に見える物もありますよ。 |
|