>[Re:17] Aさんは書きました :
詳しく書いていただきうれしいです。
> 私が新しいコンストラクションを得たときに行う初期スクリーニング
> は大体こんな感じです。
> Culture volume:15mL in 50mL Falcon Tube
> 誘導時のOD(600):0.5と1.0
> IPTG :1mM
> 誘導後の発現温度 :18,25,37度
> 誘導後のサンプリング:0,1,2,6,12,24時間後
> サンプリングのVolume:1mLx2
IPTGはいじらずに誘導時のODと誘導時間に重きを置いていますね。
これは誘導時間などのパラメーターのほうが可溶かに与える影響が
大きいとお考えですか?
>
> 回収した1mLの菌体をを200uLのPBSで溶いて凍結融解、もしくはソニ
> ケーションで抽出して上清と沈殿に分けてWBで確認といった感じです。
可溶化条件を簡便に調べられるセットアップはした方がいいですね。
参考になります。
> とりあえず生えているかどうかを早く確認したいときにはPBSに8M尿素
> を入れて全ての蛋白質を抽出することもあります。
> これである程度条件を絞って、たとえばIPTG濃度であれば0.01-1mMの
> 間で最適化しますし、たとえば18度で発現させる場合には最高で1週間
> 発現させることもあります。
あ、ここでIPTGをいじるのですね。なんとなくお考えの方法論が分かってきたような気がします。一週間というのはたまに聞くのですが、やはりうまく行くとこが結構あるんでしょうか、、、
> あと知り合いがGroELなどの共発現でいろいろ試して
> いるのを見たことがありますがうまく行ったという話を私は聞いたことは
> ないですね。
あ、そうなんですね、、、たしかにいまだにBL21でやっている人もおおいですし、、
買って使うほどの物ではないような気もしてきました、、、、
なにやらいっぱい振ることができるパラメーターがありますので、うまく
要領よくやることができないかと思案しているわけです。
書いていただいた流れを参考にして考えてみたいと思います。
ちなみのラいセイとのバッファーの条件は検討されないのでしょうか、、、
PIを考えてそれからなるべく2はなす(1以上)といった人もいるようですが。 |
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