774さんもおっしゃられていますが、制限酵素処理後の突出末端になるように設計したoligoDNAをアニーリングするのが簡単です。制限酵素の認識配列が配列の末端にあると切断効率が落ちる酵素がかなり存在しますし、普通のプラスミドよりも濃度辺りのモル数が高くなるので処理時間も難しいと思います。
oligoをアニーリングする時には溶液中のoligoの濃度や、塩濃度が効率に影響します。詳しくはshRNAの発現ベクターなどの説明書を読まれるといいと思います。ライげーションする際の比率等も記載されています。精製のステップは行わないので電気泳動等での濃度確認は不要だと思います。
またベクターを脱リン酸化処理されていますが、oligoには末端にリン酸化処理をされたものを用意されていますでしょうか?されていないものであれば自分でリン酸化する必要がありますので確認されるといいかと思います。 |
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