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凍結切片組織像について トピック削除
No.3850-TOPIC - 2011/01/19 (水) 18:36:57 -
いつも拝見させていただき大変勉強になります。

今回,マウスの皮下に癌細胞を移植し腫瘍形成させ,その腫瘍を用いて免疫染色を行いました。
(ホルマリン固定後,凍結包埋 DAB発色+ヘマトキシリン対比染色)

すると封入後,macroでもはっきりとわかるように腫瘍の内部が抜けたような像になってしまいました。

実際の組織を見ていただければ一目瞭然なのかとおもいますが,具体的には,
外周は細長い核が明瞭に確認できるのに対し,その内部には小さな丸い核の領域がわずかにあり,さらにその内部は核が染色されない領域になっておりました。
(わかりにくい表現で申し訳ありません)
ちなみにその境界はおおむね明瞭です。

腫瘍径は小さいもので5mm程度大きいもので2cm弱ですが,いずれにも上記のような内部が抜けた像を認めました。

素人考えで考察しましたが,
1.固定が不十分
2.染色の過程で組織が剥離
3.内部壊死
などを考えましたが,原因がわからず困惑しております。

どなたか免染・組織に精通されておられる方いましたら,ご教示いただけると幸いです。
 
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(無題) 削除/引用
No.3850-2 - 2011/01/19 (水) 21:33:57 - 通りすがり
>2.染色の過程で組織が剥離

これを検証するなら、染色前の切片を観察すればよいだけかと思います。

 薄切時に失われているかどうかは、普通は切っている最中に気づくでしょう。

 まずは、これらを確認した後ではないでしょうか。

凍結切片組織像について 削除/引用
No.3850-1 - 2011/01/19 (水) 18:36:57 -
いつも拝見させていただき大変勉強になります。

今回,マウスの皮下に癌細胞を移植し腫瘍形成させ,その腫瘍を用いて免疫染色を行いました。
(ホルマリン固定後,凍結包埋 DAB発色+ヘマトキシリン対比染色)

すると封入後,macroでもはっきりとわかるように腫瘍の内部が抜けたような像になってしまいました。

実際の組織を見ていただければ一目瞭然なのかとおもいますが,具体的には,
外周は細長い核が明瞭に確認できるのに対し,その内部には小さな丸い核の領域がわずかにあり,さらにその内部は核が染色されない領域になっておりました。
(わかりにくい表現で申し訳ありません)
ちなみにその境界はおおむね明瞭です。

腫瘍径は小さいもので5mm程度大きいもので2cm弱ですが,いずれにも上記のような内部が抜けた像を認めました。

素人考えで考察しましたが,
1.固定が不十分
2.染色の過程で組織が剥離
3.内部壊死
などを考えましたが,原因がわからず困惑しております。

どなたか免染・組織に精通されておられる方いましたら,ご教示いただけると幸いです。

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