>どの程度考慮すべきなのでしょうか?
その実験の目的は何で、その目的を達成できそうか程度は考慮しておくべきでしょう。
論文にしたいのであれば、論文にできそうかを考慮し、
実験手技を習得したいのであれば、習得できそうかを考慮すべきでしょう。
>そこまで考慮する必要性はないのでしょうか?
一塩基置換で失活する酵素もありますが、相同性が何%であればどうだと言えるのですか?
活性が出ているからといって、同種では起こらない活性を見ているかもしれませんし、同種では起こる活性の一部は見えてないかもしれません。
それらを踏まえて、目的を達成できるかどうかを考慮する必要性はあるでしょう。
同種であれば、体内で起こっているかもしれない反応のモデルケースになるかもしれませんが、
異種であれば、通常起こりえない現象を見ていることになります。
その起こりえない現象が何を示すかを考えていて、そこから意味を見出すことができるのであれば、異種のタンパク質を使えるでしょう。
(異種タンパク質でも同じ現象が起きることが分かっている(又は示せる)場合や、異種タンパク質だから起こることを示したい場合などがあるでしょう) |
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