いつも参考にさせていただいています。
今回MTTアッセイでおかしなことが観察されました。
接着細胞を24wellに播種し、ある種の薬剤を添加し
増殖するか、あるいは増殖しないのか、を見ています。
MTTアッセイでは、MTTを加えてから4時間反応後溶解する前に、細胞内で
ホルマザンが形成されているを見ることができると思います。
そこで、なぜかwell下部の細胞はほぼ全部ホルマザンで
染まっているのに、上部の細胞は全く染まっていないという
状態が観察されました。well全体でで80%ほどコンフルエントで細胞が
観察されるにもかかわらず、です。吸光度はやはり低く出ました。
薬剤の影響があるとすれば、「全体的に染まっている細胞が少なくなる」と
思っていたのですが、ほぼくっきり染まっている細胞が分かれているのです。コントロールのwellではそのようなことはなく、全体が染まって
いました。
これは薬剤の影響なのでしょうか?こんなくっきり部分的に細胞に
影響を与えるのでしょうか??それともMTT反応がうまくいっていないので
しょうか?24wellのプレートになにか問題があるのでしょうか?
薬剤もMTTも培地中で均一に溶解されていました。
同じような経験をされた方いらっしゃいますでしょうか?
MTTアッセイに詳しい方などおられましたら、教えていただきたく
宜しくお願い致します。 |
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