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MTTアッセイでのおかしな現象 トピック削除
No.3829-TOPIC - 2011/01/16 (日) 07:57:39 - 困ってます
いつも参考にさせていただいています。

今回MTTアッセイでおかしなことが観察されました。
接着細胞を24wellに播種し、ある種の薬剤を添加し
増殖するか、あるいは増殖しないのか、を見ています。

MTTアッセイでは、MTTを加えてから4時間反応後溶解する前に、細胞内で
ホルマザンが形成されているを見ることができると思います。

そこで、なぜかwell下部の細胞はほぼ全部ホルマザンで
染まっているのに、上部の細胞は全く染まっていないという
状態が観察されました。well全体でで80%ほどコンフルエントで細胞が
観察されるにもかかわらず、です。吸光度はやはり低く出ました。

薬剤の影響があるとすれば、「全体的に染まっている細胞が少なくなる」と
思っていたのですが、ほぼくっきり染まっている細胞が分かれているのです。コントロールのwellではそのようなことはなく、全体が染まって
いました。

これは薬剤の影響なのでしょうか?こんなくっきり部分的に細胞に
影響を与えるのでしょうか??それともMTT反応がうまくいっていないので
しょうか?24wellのプレートになにか問題があるのでしょうか?
薬剤もMTTも培地中で均一に溶解されていました。

同じような経験をされた方いらっしゃいますでしょうか?
MTTアッセイに詳しい方などおられましたら、教えていただきたく
宜しくお願い致します。
 
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(無題) 削除/引用
No.3829-6 - 2011/01/18 (火) 13:49:48 - sin
後輩が24ウェルでMTTをやっていたとき,似たような事が起きたことがあります.
インキュベータにいれたときの手前に来るウェルがほとんど染まらず,
奥に行くほどグラデーションのように染まりが良くなっていました.
結局原因はわからなかったのですが,
MTT以前の培養の段階でインキュベータのドアが半開きになっていて,
手前側で温度なりCO2濃度なりがおかしくなっていたのでは...と考えました.
その後問題は再発していません.

plateは問題ありませんか? 削除/引用
No.3829-5 - 2011/01/18 (火) 09:33:33 - メイキ
付着細胞なら、前にHUVECでMTT assayを行ったことがあります。通常の培養は24ウェルでも構わないと思いますが、測定するなら96 wellを用いるべきじゃありませんか?

(無題) 削除/引用
No.3829-4 - 2011/01/17 (月) 10:02:29 - ~
薬剤の問題ではなく、操作の問題だと思いますけど。
(ウェル中の位置を認識して影響を与える特殊な薬剤を開発中などではありませんよね)

1ウェルだけでなくプレート全体であれば、インキュベーターの棚が斜めになっていて、液に触れるところと触れにくいところが出てきたことがあります。

1ウェルあたりの培地量は適切でしょうか?
液量がギリギリで、たまたま薬剤投与をしていたウェルで棚の傾きの影響を受けたというのはあり得るかもしれません。
毎回プレートを置く向きを変え(て記録す)ることで、半分に分かれるのがプレートの向きによるのか棚の向きによるかが分かるかもしれません。

(無題) 削除/引用
No.3829-2 - 2011/01/16 (日) 08:40:30 - yyy
wellの上下と言うのが、標準的な24-well plateのA側D側ということで良いのでしょうか?それとも細胞が単層でなく重層になってる上下でしょうか?
 
もし、前者だったら、プレートからミディアムを除くためプレートを傾ける際に、傾けた状態のが長すぎて「上側」の細胞が空気に晒されて乾燥するかより高濃度の酸素に晒されたために「下側」の細胞に比べて、細胞がダメージを受けたか、薬剤の影響がより強く出たという可能性が考えられないでしょうか?

MTTアッセイでのおかしな現象 削除/引用
No.3829-1 - 2011/01/16 (日) 07:57:39 - 困ってます
いつも参考にさせていただいています。

今回MTTアッセイでおかしなことが観察されました。
接着細胞を24wellに播種し、ある種の薬剤を添加し
増殖するか、あるいは増殖しないのか、を見ています。

MTTアッセイでは、MTTを加えてから4時間反応後溶解する前に、細胞内で
ホルマザンが形成されているを見ることができると思います。

そこで、なぜかwell下部の細胞はほぼ全部ホルマザンで
染まっているのに、上部の細胞は全く染まっていないという
状態が観察されました。well全体でで80%ほどコンフルエントで細胞が
観察されるにもかかわらず、です。吸光度はやはり低く出ました。

薬剤の影響があるとすれば、「全体的に染まっている細胞が少なくなる」と
思っていたのですが、ほぼくっきり染まっている細胞が分かれているのです。コントロールのwellではそのようなことはなく、全体が染まって
いました。

これは薬剤の影響なのでしょうか?こんなくっきり部分的に細胞に
影響を与えるのでしょうか??それともMTT反応がうまくいっていないので
しょうか?24wellのプレートになにか問題があるのでしょうか?
薬剤もMTTも培地中で均一に溶解されていました。

同じような経験をされた方いらっしゃいますでしょうか?
MTTアッセイに詳しい方などおられましたら、教えていただきたく
宜しくお願い致します。

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