そのサンプルDNAは
・かなり大量のコピー数があり
・それ以外の、干渉しうるDNA配列を含まない
・鎖長が短い
ので、理論的に変性後のアニールはかなり速い速度で起こります。ボイルした状態で完全に変性していたとしても、その後の処理中に部分的にアニールが起こっていても不思議ではないです。
水素結合を弱めるformamideは(おおざっぱに、1% fromamideにつき0.7℃、Tmが下がると言われている)、加熱したときに変性しやすくするだけでなく、ambient temperatureでアニールが起こるのを防ぐと期待できます。
>確認したいバンドが100bpと小さいのですが、DNAマーカーを同様に
formamideを混ぜで変性させて大丈夫でしょうか。
大丈夫です(大丈夫じゃないかもと考える、根拠は何?) |
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