カラムを使っていないとなると、5S, tRNAなどが考えられます。nanaさんがご指摘のように、tRNAの線が濃厚だと思いますが、5Sが見られないということはないと思うので、電気泳動ゲルの濃度によっては5SやらtRNAやらが分離せずに1バンドとして確認されているのではないかと思います。
RNAが分解している時には、スメア状やいくつものバンドが確認できるようになるので、total RNAを適正量電気泳動したときに23S, 16S, 5S(tRNA)のバンドがビシッと見られ、かつスメアがなければ良いのではないでしょうか(カラムを使えば、tRNAの量は激減しますが)。個人的にはbioanalyzerでの検定をお勧めしますが、実験によっては、スメアのあるなしで分解度を判定しても問題ないと思います。 |
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