何の検出系でしょうか?
私の場合、
ロッシュのPVDF
セミドライトランスファー
TBS-tween/skim milk ブロッキング
anti-IgG-HRP
ECL
で、
ペンテルHybrid EK105 (黒)
です。
TBS-tween でメンブレンを洗うと、若干ですが、色落ちしますが、
2008年7月にした実験のメンブレンに、くっきりと字が残っています。
トランスファー後に使う抗体名を書いておくと、どれがどの抗体の
反応中だったっけ?と迷わずにすみます。
残念ながら光りませんが、
露光を長くしてバックがでるぐらいにすると、X-ray film でも
フジのLAS-3000 でも、書いたところが白く抜けます。
また、トランスファー後、メンブレンからゲルをはがして直後は、
光の加減でマーカーの位置が見えるので、すばやく針でつついて
マークしています。このマークも白く抜けます。
ちなみに、露光を終わって使わなくなったメンブレンは、CBB染色液を脱線液で薄めた液で染めて、蒸留水でよく洗って乾かした後、ハイブリバッグに封入して、実験ノートに貼っています。
こうしておくと、シグナルの画像との位置あわせが後でゆっくりできますし、なにより、実験したぞ、という後付になります。
蓄光塗料を使ったペンは魅力的ですが、光りすぎてシグナルにかぶることもあるので、予備実験が重要です。
むかし、P32ラベルのプラークハイブリダイゼーションでやってしまった苦い思い出があります。 |
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