いつも勉強させていただいてます。
RNA in situ hybridizationの系を立ち上げようと思っています。
おもなサンプルはマウス胎仔で、検出はDIGを考えています。
Rocheの DIG RNA Labeling Kit がよさそうかなぁを現時点で漠然と思っています。
対象となる遺伝子には市販の抗体はありませんが、RT-qPCR, microarray data baseなどで大体の発現パターンはわかっています。
RNA in situ のプローブ設計経験がないのでたくさん疑問があるのですが、
1 プローブの長さはどれくらいが適当でしょうか、長すぎると特異度が下がるし、短すぎると感度が悪くなるというのはわかります。またパラフィンセクションとwhole mountを考えていますが、どちらが技術的に簡単(?)
ですか、また、それによってプローブのデザインを変える(特に長さという点において)必要がありますか?
2 設計した配列をNCBIのblastnにかけて特異性をみるということでよろしいでしょうか?その場合、どれくらいまでの相同性なら許容してよいでしょうか。ためしに600nt位で1回やってみたところ、alignment scoreが<40のもの、40-50のものがそれぞれいくつか出てきました。もしこれらをすべて許容できないとすると、100%特異的な部分は100ntくらいになってしまいます。ただひとつよくわからないのは、NT_、NW_で始まるものばかりですべてgenomic contigとなっていました。これは何なんでしょう?mRNAじゃないから無視していいのか、genomeに相同性の高い配列があればやはりbackgroundを気にしないといけないのか?)
反応温度やwashでどれくらいまでカバーできるのか、経験がなくよくわからないため、経験のある方のご意見を伺いたいです。また、皆さんご使用の試薬やweb siteでお薦めがあれば教えてください! |
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