どっちでもそんなに極端な違いはないと思いますが、あえて言えば
1.(長所)それなりの時間インキュベートするため結合量/回収率が増すかもしれない。
(欠点)(低温かつインヒビター入れればある程度は抑えられるかもしれないけど)共存するであろう各種proteinaseによる分解を受ける危険があるかもしれない。精製物の生物活性をみるような目的だと活性低下などが起きる可能性もあるかもしれない。
2. (長所) きょう雑蛋白質とすみやかに分離、精製できるため、proteinaseによる分解や、活性低下などの危険は回避しやすい。
(短所) 流速が速いと回収率が低下しやすい。
せっかくGSH-columnで精製するのだし、溶出はグルタチオンでやった方が精製度は高まると思う。SDS-sample buffer でやると非特異的にビーズにくっ付いたりカラムに引っかかった微細な不溶化物とかもみんな一緒に出てくるからコンタミが増えてしまうから。 |
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