生物系、特に動物レベルの実験では検定の多重性についてリバイスで指摘されることが多くなっています。
別のスレッドにありましたが、t検定を繰り返すと「ANOVA」をやれ、といわれたりするわけです。
しかし、どの組み合わせで有意差があるか、ということを知るにはANOVAだけでは不足でpost-hocの検定が必要になります。
この分野に特化した本として「統計的多重比較法の基礎」は大変役に立ちました。
範囲が限定されていますが、「ANOVA」とお書きになっているので、お役に立つこともあるかと思い、紹介させていただきました。
一応数式も出てくるので、基礎的な本を読んだ後の方がわかりやすいかもしれません。が、最近では計算そのものはソフトがやってくれるわけですから、計算式を全て理解できずとも、読んでおく価値はあると思います。 |
|