もともとイクルージョンボディを形成する性質を持っているタンパク質なのか、大腸菌によりインクルージョンボディが形成されたかの2択で考えているということですよね。
どちらもあり得るし、両方が同時に起こることもあり得るとしか言いようがないのでは。
発現させている以上、そのタンパク質が何物なのかは分かっているのですよね。膜タンパク質であれば、@の可能性は増えるでしょうけれども、Aの可能性を否定する材料にはならないでしょう。
>翻訳を確認するため、ウェスタンブロットを行いました。
翻訳の有無の確認という目的については、翻訳されていることが確認され、目的は達成されましたよね。
次の目的はそのタンパク質が自らインクルージョンボディを形成する性質を持っているかどうかを示すことでしょうか。それとも、ある程度の量の目的タンパク質を得ることなのでしょうか。
大腸菌によるインクルージョンボディの形成の影響を除外したいのであれば、無細胞タンパク質合成系を使えば、少なくとも大腸菌からの影響はなくなりますよね。 |
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