>ニトロセルロース膜には1 mg/ml BSA水溶液にペプチドを希釈してそのまま2 ulずつスポットし、
BSA水溶液ではなく、タダの水(可能ならPBS)でペプチドを希釈して直後にスポットします。
>PVDF膜にははじめに1-2 ulのメタノールをのせてすぐにその上から上記希釈液2 ulをのせ、風乾させるという方法で固定しています。
PVDF膜なら、膜全体をMeOHウェッティングしたあとPBSに置換して、乾かないうちに(もしくはラップで被うなど工夫して)、ペプチドサンプル(PBS溶液)をスポットします。
膜への吸着に取り立てて、吸着のための時間を設定する必要はありません。
一見して添加したペプチドの水滴が完全に浸み込んでいるようであれば、BSAかスキムミルクのブロッキング液に漬け込んでしまいます。PVDF膜の場合に、膜そのものが乾燥しているなら、MeOHウェットとPBSリンスの後で、ブロッキングに入ります。 |
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