タグを入れるということで解決しそうなのですね。
N末タグが入ることにあまり抵抗がないなら、N末タグに使われている実際の配列をATGから挿入するとその配列は1stコドンとして働いているという意味で発現は期待できるだろうという推測ができます。
折角そのGFPの1stが機能していると分かっているならそこをのこして2ndのATGとか10アミノ酸くらい下流から挿入するという手もあります。まあそれであったらGFPそのままN末タグのほうがスッキリするとはおもいます。短いアミノ酸でタグとして認識する抗体がなければ、発言が確実かもしれませんが、FLAGなどつけるより有用性が半減します。
もしタグを嫌うなら、挿入したい遺伝子の 1stコドンであれば、そのまま入れてもおそらく1stコドンとして働いてくれるだろうと言う考え方もできます。これも推測ですがタグを嫌うなら私はそのまま挿入すると思います。
ひとつ私がよく分からないところはIRESごのATG(1stコドン)は通常の1stコドンと同様の特徴を持つかどうかです。これはIRESをよく使う人の意見があった方がいいかもしれません。
タグをつけるのはいいのですが、分泌タンパクやN末が重要な役割を持つ時はお気をつけください。 |
|