PEは量子収率が非常に高いうえに、赤色系で自家蛍光が少ない領域なのでFACSには最高の色素ですが、AmiさんのいうとおりPEは蛍光顕微鏡では退色が早いし、たぶんさんのいうFITC/Alexa488とのエミッションスペクトルのオーバーラップもひどいですよね。FACSは定量性に優れているので、"compensation"で問題なく補正してみせますが、蛍光顕微鏡だと補正してもうーん・・・。
FACSだと昔は、たぶん大きさと値段の関係でしょうが、488 nmレーザー1本でやっていたから、488でたたける赤色色素は重宝してきましたが、蛍光顕微鏡は水銀ランプの時からローダミンとか励起できていたので、自然、レーザーに移行しても複数レーザー搭載が当たり前のように思いますので、あえてPE使う理由がないんでしょう。 |
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