すぶりをするそぶり様、ご返信していただきありがとうございます。こちらの返信が遅れてしまい本当に申し訳ありません。
>ローダミン内包リポソームを超純水にさらしたときには
リポソームは浸透圧の差で破裂し、ローダミンは漏出すると思うのですが。
リポソームを超純水にさらした場合とあるのですが超純水でなく内包の際も限外濾過の際もPBSまたはMESBufferを使用した場合もあります。同じく浸透圧の差で破裂すると考えたので水溶液を一貫させたのですが結果は同じでした。REV法ではあまり内包率は高くないのでしょうか?もしローダミンやCy5.5などの低分子蛍光物質内包の際に最適の方法をご存知でしたら教えていただけないでしょうか。
>ローダミンBは水に「やや溶けにくい」とされている。
超純水にさらしたときに、析出しているのではないか?
ローダミンはごく微量でもかなり強い蛍光を発するようなので1mg以下を1mlの超純水またはPBSまたはMESBufferで溶解することができましたしその水溶液を遠心しても特に沈殿は生じませんでした。ただ逆相蒸発法で使用する有機溶媒(クロロホルム:メタノール=2:1)に接触させるとそちらのほうにもローダミンの赤色が移動していました。
漏出の判定法としてはローダミン内包から限外濾過まで水溶液を一貫して超純水にした場合と一貫してPBSまたはMESBufferにした場合のサンプルで限外濾過で濾過される水溶液に含まれるローダミン量を測定しています。測定するまでもなく色だけで後者の場合は前者より濾過された水溶液中にローダミンが多く含まれていることが明瞭でした。また遠心速度は4000rpm,6000rpm,8000rpmの各速度で行いましたがどの場合も同じ結果でした。温度は室温と4℃の両方で試みましたがやはり同じでした。
逆相蒸発法よりも内包効率の良い方法があれば教えていただけないでしょうか。 |
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