>Trypsinを添加すると直ちに剥がれるものもあるため、中和する手段を取っています。
このタイプであれば、微妙に中和したトリプシンを使うよりも、PBS等で薄めたトリプシンを使うほうがコントロールが楽かと思います。
ヒト繊維芽細胞をはがす際には0.05% Trypsin, 0.02% EDTAをPBSで2.5倍くらいに薄めて使用していました。
原液をかけると、細胞−細胞間の結合よりも細胞−ディッシュ間の結合が早く切れるようで、シート状の細胞がめくれ上がってダマになってしまいました。
また、お使いの細胞で、トリプシンとEDTAのどちらが剥がれるのに影響しているのかは確認していますか?
繊維芽細胞を剥がした後で遠心しないで継代すると調子が悪くなるのは、EDTAの影響の方が大きいようです。
トリプシンの影響が大きいと判断できるだけのデータを取っているのでしたら、後はトリプシンの濃度も検討すればいいだけではないでしょうか。 |
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